試作自走陽電子砲とは戦略自衛隊技術研究所で試作された自走陽電子砲。型番はFX-1。
第六話『決戦、第3新東京市』において、ネルフが徴発、エヴァで使用可能なように改造されポジトロンスナイパーライフルとしてヤシマ作戦に投入された。
徴発時にミサトは「可能な限り原形を留めて返却するよう努めますので」と言っているが、第弐拾弐話でもポジトロンスナイパーライフルが使用されているところを見ると、結局最後まで返却しなかったものとみられる。
試作品ではあるものの、作戦時に投入された大電力に耐えてみせた事からは、戦自研の高い技術力が伺える。
本来の開発意図は不明であるが、ここまで大出力の直射砲となると通常の軍事体系での運用は考えにくく、対使徒、もしくは対エヴァ用を想定しているとするのが妥当と思われる。ネルフのものより高い出力に耐えうる理由についてはATフィールドを中和せずに突破する事を当初から前提としたためと考えられるが、日本中から集めた電力に耐えうる、という無理のある設定はむしろ作劇上の都合である可能性が高い。
なお、「試作自走陽電子砲」の語はミサトの持っていた徴発令状によるもの。ミサトの台詞では「自走陽電子砲」、脚本では「I型加速器」とされていた。