新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd

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新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd』(しんせいきエヴァンゲリオン こうてつのガールフレンドセカンド)とは、2003年にGAINAXより発売された『新世紀エヴァンゲリオン』のゲーム。また、これを基にして作成された同名コミック『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd』も存在する。

目次

[編集] 導入

第3新東京市に住む碇シンジ惣流・アスカ・ラングレーは幼馴染である。今日も今日とて二人乗り自転車で芦ノ湖畔をサイクリング。すると、加持リョウジが操るロータス・エランが接近。アスカとシンジは奢ってもらおうと加持に声を掛けるが「悪いなぁ。 仕事があるんで…。」とすげなく断られてしまう。アスカはシンジに「追いかけて!加速装置!」等と無茶を言う。ひとしきり自転車で加持の車を追いかけるが、当然追いつけるはずもなく、諦めた二人は湖畔にあるシャワーブースに立ち寄りシャワーを浴びる。アスカがシャワーを浴びている時にシンジがぼんやりと外輪山に目を向けると、靄のようなものが集まって光の巨人を形作っていくのを目撃してしまう。

翌朝、アスカはいつものようにシンジの自宅に行き、なかなか起きださないシンジを叩き起して学校へ向かう。途中の十字路で青い髪の少女とシンジが出会い頭に衝突する。ホームルームが始まると、なんとさっきぶつかって来た少女が転校生の「綾波レイ」だと言うではないか!

[編集] 概要

EVA RENEWAL PROJECTの目玉の一つとして2003年5月にガイナックスから発売されたシミュレーションPCゲーム。2ndと題されているが前作『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド』とはストーリー的に全く無関係であり、本編の最終話『世界の中心でアイを叫んだけもの』で示されたいわゆる「学園エヴァ」を舞台にしたゲームである。

多少の不満はあれどストーリー的には一定の評価を得た前作の名を冠した作品であること、また久々の本格的なエヴァのゲームということもあり、発売まではファンの期待もかなりのものであった。

しかし、過大なほどの要求環境に比して重いシステム、前作から6年の年月を経て一切の進歩が見られないインターフェイス、登場人物の行動や心理が全く理解できない拙劣なシナリオ、とても自社の制作したアニメのゲームとは思えない出来のグラフィックスなどの多くのマイナス要素により、発売日からファンの大いなる失望と怒りを買う結果となった。

その後同年12月にはスピンネーカ社からMac版が、また2005年1月にはブロッコリー社からPS2版が発売される。特にPS2版においてはグラフィックが全面差し替え改良となり、この面での改善は著しいものの、ゲーム誌での評価は大変厳しいものであった。

[編集] 「変な」バッドエンディングの数々

この作品には前作の『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド』には無かった、「移動ターンで不適切な選択をするとゲームオーバーになる」という要素が搭載されている。中には「これはゲームオーバーになっても止むを得ないな」と納得できるものもあるが、唐突にゲームオーバーになる事例が多い。基本的にプレイヤー・キャラクターであるシンジが酷い目に遭うのだが、その内容は以下に列挙するように脱力感を伴ったお笑いである。

[編集] シンジが覗き(その1)

体育の授業のため、音楽室で着替えをすることとなったシンジ。ところが手元に体操服がない。2-Aの教室に行くと何やら人の気配がする。構わず戸を開けると、そこでは女子が着替えの真っ最中である。ネルフでもこの行動が問題となり、シンジはサードチルドレンから唯のチルドレンに格下げとなってしまった。

[編集] シンジ、オオカミになる

引っ越してきたばかりで不案内な綾波レイに頼まれ、人工進化研究所まで一緒に行くこととなったシンジ。研究所内で更衣室の場所を教えるだけでよかったはずなのに,レイと一緒に女子更衣室に入ってしまったシンジはいきなり豹変。レイを押し倒してしまう。このセクハラ行為のためレイが心を閉ざしてしまうが、彼女は「国連が人類の存亡を託すために作った人造人間」であったため、出資していた国連及び主要国からシンジが弾劾を受ける。そればかりか、レイが零号機シンクロ不能となってしまったため人類が滅亡してしまう。

[編集] 「ボク、明るく元気な碇シンジになるよ!」

プラグスーツに着替え、自らの乗機と対面したシンジ達。接触実験開始まで時間があったためシンジは、葛城ミサトに「司令を探してくるように」と、言付かる。とある通路で歩いてくるゲンドウを見つけたシンジは、思わず「今まで悪い子でごめんなさい! ボク、明るく元気な碇シンジになるよ!」と話しかける。するとゲンドウも「そうか、済まなかったな。シンジ。」と言って親子は和解する。その後なぜか職務を放棄して木曽の山奥で親子で木こりになってしまう。

[編集] シンジが覗き(その2)

大人たちがアダム騒動のため帰宅できなくなったため、アスカと一夜を過ごすことにしたシンジ。西友で買い物をしている時に鈴原トウジ洞木ヒカリに邂逅したため4人で帰宅した。料理を始める前にアスカはシンジの部屋を借りて着替えを始める。自分の部屋の前に行ったシンジは、アスカの着替え見たさに襖を開くが、湧き上がったパトスを抑えることができずにアスカに襲い掛かる。アスカは「ちゃんと段階を踏め!」と絶叫してシンジを蹴っ飛ばす。シンジは頭を打って昏倒。後遺症はなかったが復帰までに時間がかかってしまったため、乗機の初号機のパイロットを解任されてしまう。

[編集] 侵入者警報発令

相田ケンスケ発案の「工事用トンネルからのジオフロント探検」に赴いた適格者軍団。シンジはとある通路に扉を見つけた。扉を開けて中に入ってみるといきなり警報ブザーとパトライトが鳴動。シンジは保安諜報部の黒服に身柄を拘束されてしまう。その後10日間の独房暮らしを経て、第2新大阪市に強制転出させられてしまう。

ちなみに強制転校した先の担任の名は「坂本金パチ」と言い、言うまでもなくTBSのドラマ『3年B組 金八先生』シリーズの教師の名を捩ったものである。山寺宏一が怪演している。

[編集] ロボシンジ

使徒の第一次侵攻後、戦闘待機状態に移行したネルフ。待機による退屈と、アスカとレイのどっちを取るか、ということにも結論を出さないシンジに業を煮やしたアスカは、勝手に弐号機を起動させてジオフロント内にある加持のスイカ畑を踏みつぶし始める。アスカの機嫌が最悪だと悟ったシンジは、生身でジオフロントの地表にアスカを追いかけに行くが、弐号機が穿った大穴に転落して心停止となってしまう。ゲンドウと赤木リツコが除細動器を用いて蘇生させようとするが時すでに遅く、シンジは死亡を宣告されてしまう。ただし脳死には至っていなかったようで、ゲンドウとリツコの手によってサイボーグ化され、ロボシンジとなって復活する。ニューヨークに派遣されて、犯罪を撲滅するために日夜活躍しているらしい。

この一連のシーケンスは米映画「ロボコップ」の誕生シーンそのままであり。ロボシンジのビジュアルもそのまんまである。

[編集] 外部リンク

GAINAXによる公式ページ