国際連合(こくさいれんごう)(英:United Nations)とは、1945年、第二次世界大戦の戦勝国を中心に設立された国際機関。国際的な「共通の課題」(世界平和にかかわること、人権擁護にかかわることなど)を達成するために必要な調整と勧告を行う組織。日本語の略称は国連、英語の略称はUN。
ただし、安全保障理事会による決議を除けば加盟国を拘束する権能に欠けるために、いわゆる世界連邦政府には程遠いものであるといえよう。日本は1956年、日ソ共同宣言成立を受けて加盟した。日本は米国に次いで第2位という分担金の拠出など国連に貢献しているが、旧敵国条項(第53条及び第107条)によってに未だに「仮想敵国」とされ、日本が国連憲章違反の行為を起こした場合、反対国は国連決議に拠らない軍事制裁を日本に対して加える権利を留保している(旧敵国条項の対象となっている国は、他にはドイツ・ルーマニア・ブルガリア・ハンガリー・フィンランドがある)。なお旧敵国条項は1995年の総会で削除要求決議が採択され、改正手続待ちとなっている。
本編においてはセカンドインパクトによる海面上昇により、ニューヨークの国連本部ビルその他の施設が使用不可となったため、第2新東京市に本部を移転し活動している。第弐拾壱話「ネルフ、誕生」中の新聞記事によれば、米国とドイツは日本への本部移転に反対していたようだ。日本の自衛隊を始め、各国の軍事組織を国連軍として掌握するなど、実質的な世界連邦政府と呼べるまでの強権を有していることが、現実の国連との大きな違いであろう。
特務機関ネルフは国連の小委員会である人類補完委員会傘下の組織である。画面上ではネルフと国連の関係は対等であるかのような印象を受けるが、第七話「人の造りしもの」で述べられているように、国連「理事会」がエヴァンゲリオン建造の予算を承認する権利を有しており、少なくとも予算の面でネルフは国連の管理下にあるようだ。