ヱヴァンゲリヲン新劇場版

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ヱヴァンゲリヲン新劇場版(ヱヴァンゲリヲンしんげきじょうばん)は、2007年夏から順次公開される新世紀エヴァンゲリオンの劇場版。全四部作をかけてTVアニメを描き直すとともに新たに発展させるものである。

2007年9月1日に第一作目『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 EVANGELION 1.0 YOU ARE (NOT) ALONE』が公開された。2009年6月27日には第二作目、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION 2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE』も公開された。

目次

[編集] タイトルの表記に関して

本作のタイトルは今までと違い、『新世紀』の表記が廃されている。これは21世紀になって再制作することから『新世紀』の表記が適切でなくなったためとされる。また、『ヱヴァンゲリヲン』と言う表記は庵野秀明が本来用いたかった表記である。同時にTV版及び旧劇場版旧世紀版と呼称する、とのアナウンスもされている。

[編集] 公開前に発表された情報

新劇場版の制作を開始する旨が初めて一般に告知されたのは2006年9月9日である。GAINAX公式ウェブサイト、角川書店発行のアニメ雑誌『月刊ニュータイプ』2006年10月号をはじめとして、その他雑誌などで関係者へのインタビュー形式も含む形で告知が行われた。しかし実際には、一部で正式発売日前にこの情報を含んだ雑誌がフライング発売されるなどしており、ファンの中には9月9日以前にこの情報を知った者もいた。2006年9月の発表の際に付けられた仮の名称は「Rebuild of Evangelion」であった。

[編集] スタッフ

総監督を庵野秀明が務めるほか、監督を鶴巻和哉摩砂雪が、その他キャラクターデザイン、メカニックデザインそれぞれを貞本義行山下いくとが務めるなど、基本的にアニメ放映時のスタッフをそのまま引き継ぐ形になっている。[1] なお、スタッフリストはニュースサイトエヴァ緊急ニュースにてその殆どが表記されている。『序』のパンフレットに記載されているスタッフリストで興味深いのは、旧世紀版にあったテレビ東京関係者が全くクレジットされておらず、代わりに制作協力者の中に本編当時スタジオ・ジブリのプロデューサーで現在はジブリの親会社の日本テレビの社員である「高橋望」氏の名前がある。高橋氏は「高橋覗」の元ネタになった人物でもある。

[編集] 上映形態・全体構成

前編、中編、後編、最終話の四部構成で、前編『』が2007年9月1日に封切り公開済み。以降、中編『』が2009年6月27日に封切り公開済み。後編『Q Quickening』・最終話が二部まとめて2010年夏にそれぞれ渋谷東急系(109シネマズ系)にて上映される予定である。

[編集] ストーリ・キャラクター

前編、中編、後編についてはアニメ本編の時間・世界を描きなおすもので、最終話は完全な新作となる[2]。また新しいキャラクターや世界観が盛り込まれ、今までの作品では明らかでなかった真実についても描写がなされる予定である。[3]

[編集] 映像

特筆すべき事柄として、TV版や旧劇場版との一番の大きな違いは、作品の全編に渡ってコンピュータグラフィックス(CG)が使われていることにある。これに伴い、従来のTVアニメを劇場版にする際によく使われる、「既存」のフィルム素材の流用は一切行われていないとされる。基本は2DCGだが、使徒エヴァ、高層ビル群、エントリープラグ関連には3DCGを使用している。参考までに、旧劇場版では主にDEATHで既存フィルムの流用がなされているシーンもある。

フルCG化された本作だが、手作り感をスポイルする方向にではなく、「デジタルはあくまでも映像を強化する『絵筆』。クオリティの高みを追及するため、もっとも駆使されたのは人間の『頭脳と手』である。」としている。(出典:EVANGELION.CO.JP内 ここがみどころ 3ページ目)

[編集] 情報が掲載された雑誌等

[編集] ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 EVANGELION 1.0 YOU ARE (NOT) ALONE

ヱヴァンゲリヲン新劇場版第1作目。上映時間98分。

[編集] 主題歌

主題歌は宇多田ヒカルの『Beautiful World』が起用されている。宇多田が新劇場版の主題歌を歌うに至った経緯は宇多田ヒカルを参照のこと。予告編のテーマには彼女の歌うFly Me To The Moon (In Other Words) - 2007MIX -が起用されている。

[編集] 描かれた範囲

今回描かれたのは本編で言うところの第壱話「使徒、襲来」から第六話「決戦、第3新東京市」に相当する範囲である。ただし当然ながら描かれるディティールが違っているため全体の印象は別物といって良い。

[編集] 雑学

[編集] ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION 2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE

ヱヴァンゲリヲン新劇場版第2作目。上映時間108分。

[編集] 主題歌

主題歌は前作に引き続き宇多田ヒカルが担当、『Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix-』である。基本的には前作主題歌と同一曲だが、アコースティックな編曲が為されまったく別の印象の曲となっている。2009年7月時点でCDは発売されておらず、劇場公開と同日にネット配信のみで発売された。また、公開前の特報にも前作に引き続いてFly Me To The Moon (In Other Words) - 2007MIX -が使用されている。

[編集] 描かれた範囲

TV版をベースに新たに再構築された「序」とは大きく異なり、新キャラクターであるマリや彼女の操縦する仮設5号機、新使徒など、これまでにない新たな展開の物語として生まれ変わっている。TV版における8〜19話が下敷きとなっているが、アクションシーンは大幅に強化され、3DCGも前作以上に効果的に使用されている。

[編集] 雑学

[編集] ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

上映予定時間:45分

[編集] ヱヴァンゲリヲン新劇場版:(名称未定)

上映予定時間:45分。3作目の「Q」と同時上映される予定だったが、単独に変更された。

[編集] 脚注

  1. 『ニュータイプ』2006年10月号
  2. 『Weekly プレイボーイ』 #40 紙上 大月俊倫インタビュー
  3. 庵野秀明公式サイト上の告知

[編集] 外部リンク

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