パレットガンとはエヴァンゲリオンが使用する兵器の一つ。正式名称は「GAU-23型120ミリパレット・ガン」。エヴァのサイズにあわせて作られた、フルオートの自動小銃である。ただし、使徒は耐熱、衝撃に優れているため、ほとんどの使徒には通用せず、活躍の場は少なかった。唯一の撃墜例は、第九使徒マトリエルのみである。
(註・上記の正式名称は第参話『鳴らない、電話』脚本決定稿の相田ケンスケの台詞に拠る。山下いくとの設定画では「EVA専用パレットライフル」、劇中では「パレットガン」「パレットライフル」もしくは単に「ライフル」と呼称されている)。
電磁誘導を使用して弾頭を加速するレールガンと呼ばれる種類の兵器であり、弾を発射する際に炸薬(銃弾を加速するための火薬)を使用しないことが特徴。しかし、演出上の観点からか出ないはずのマズルフラッシュが描かれる事がある。ブルパップ方式でストック部分の8の字状の加速器によって弾道を加速する。銃弾には貫通力に優れた劣化ウラン弾を使用(フィルムブック - 二巻)する。
その外形のデザインは、1990年代初頭にコルト(旧アーマライト)M-16A2に替わるアメリカ軍の次期制式小銃のプロトタイプとして、オーストリアの銃器メーカー・ステアーによって設計されたACR(Advanced Combat Rifle)を元にしていると思われる。
新劇場版では「エヴァンゲリオン専用大口径209mm小銃 AU Assault Rifle Type MM-99」と言う呼称でガトリング砲の「予備のライフル」として第5の使徒戦に登場している。旧世紀版とのデザイン上の差異はあまり無いが、20.9センチ砲にボアアップされている事がわかる。ただし、第5の使徒に対しては発砲されずに終わっている。新劇場版2作目の「破」では、第10使徒に対して、真希波・マリ・イラストリアスが搭乗するエヴァ2号機が使用している。