キール・ローレンツ

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キール・ローレンツ(Keel Lorenz)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』の登場人物の一人。声優麦人

人類補完委員会議長にして秘密結社ゼーレの首席。国籍不詳だが、人類補完委員会のドイツ代表でもあることから、ドイツ人ではないかという見解がある。年齢の設定はないが、企画段階のコンラート・ローレンツ名だった時の年齢は67歳。

バイザーをかけており、また過去の写真でもサングラスであることから、目が不自由な様子。人類補完計画成就の瞬間、はじめて満足げな笑みを視聴者、観客に見せる。その身体の大部分は機械化されており、既に肉体では生命を保ち得ないところを機械化によって生きながらえ、補完を待っていたと推測される。

[編集] 名前の由来

ファーストネームの「キール」は船の竜骨(keel(英) もしくは Kiel(独)から。ラストネームの「ローレンツ」はインプリンティングの研究で知られるオーストリアの動物学者コンラート・ローレンツから。「キール議長」と肩書き付きのファーストネームという不自然な呼ばれ方をされることが多い。

[編集] 台詞の解読

最後のセリフで「始まりと終わりは同じところにある。よい。すべては、これでよい」の「これでよい」は、ドイツの哲学者カントの臨終の言葉「Es ist gut.」(これでよい)からか? 「すべては」と組み合わせられているのは、ネルフの紋章の下部にあるブラウニングの戯曲『Pippa Passes』中で少女ピッパが口ずさんでいる歌(The Year's at The Spring)から採られたモットー、「God's in his heaven--All's right in the world.」(神、空に知ろしめす。すべて世は事もなし)(上田敏の『海潮音』における訳らしきものに従う。heavenの訳には、今日の言葉では「天」の方がより適当だろう。)に、「すべて」(all)とあるためか? あるいはそこにこそ、ゼーレの真意はあったのか?

[編集] 企画段階での設定

はじめの説明にもあった通り、企画段階での名前はコンラート・ローレンツ。67歳。碇ゲンドウとは会うたびに喧嘩をしている。という設定があり、アニメ版でのあの重苦しい会話を喧嘩と言うのかどうかはわからないが、企画段階ではもう少し砕けた感じだったのではないかと推測される。


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