オリキャラとは、ファンフィクション(FF)における独自設定の登場人物を指す俗語。元は「オリジナルキャラクター」(独自の登場人物)の省略であったが、もはや新しい語として定着しつつある。
『新世紀エヴァンゲリオン』のFFにおいては、登場人物がオリキャラであるか否かの認識は作家・読者のそれぞれで認識が異なるが、一般的には登場人物に与えられた名前によって判断される。渚カヲルをあえて「渚カオル」と表記することで、原作とは名前の異なるオリキャラとして認識させる手法が著名である。
オリキャラを登場させることで、作家は原作の枠に囚われることなくFFの独自性を発揮させやすくなるという面がある。一方で、読者の中にはオリキャラの活躍ないしは登場そのものに抵抗感を持つ者も少なくない。
原作の登場人物であっても、FFにおいて大幅にキャラクター造形が変更されると「オリキャラ」と見做されることがある。スーパーシンジ物におけるシンジや、複数の作家のFFに登場するぱたぱたレイちゃん・怪獣マヤ・まっするゲンドウなどはその典型である。ただ、オリキャラではなくFF設定と解釈する向きもあり、このことから「オリキャラ」の定義が未だ不透明であることを浮き彫りになっている。
また、霧島マナや山岸マユミを自作に登場させた作家の中には、彼女らが出演したゲームをプレイした経験がないことを明らかにした上で、「名前を借りただけのオリキャラ」であると公言する者も少なくない。