オリキャラ

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オリキャラとは、ファンフィクション(FF)における独自設定の登場人物を指す俗語。元は「オリジナルキャラクター」(独自の登場人物)の省略であったが、もはや新しい語として定着しつつある。

新世紀エヴァンゲリオン』のFFにおいては、登場人物がオリキャラであるか否かの認識は作家・読者のそれぞれで認識が異なるが、一般的には登場人物に与えられた名前によって判断される。渚カヲルをあえて「渚カオル」と表記することで、原作とは名前の異なるオリキャラとして認識させる手法が著名である。

オリキャラを登場させることで、作家は原作の枠に囚われることなくFFの独自性を発揮させやすくなるという面がある。一方で、読者の中にはオリキャラの活躍ないしは登場そのものに抵抗感を持つ者も少なくない。

[編集] オリキャラの分類

設定変更
原作の登場人物だが、性別や名前といった根本的な設定が変更された人物。「性転換物」や「逆行物」に多い。
原作補完
原作の登場人物だがほとんど登場する場面がなかったり、公式の設定が存在しない人物。原作における描写不足から、FFにおいてほとんど初めからキャラクター造形が為される。鈴原トウジの妹惣流・アスカ・ラングレーのデート相手などがその典型。
原作拡張
原作の設定の範囲内で登場するFF独自の人物。原作の登場人物の関係者や特務機関ネルフ職員・第3新東京市立第壱中学校の生徒・戦略自衛隊関係者などをクローズアップさせる。「本編再構成物」や「学園エヴァ」などに多い。
擬人化
使徒人造人間エヴァンゲリオンMAGIなどを擬人化させた人物。
次世代
原作の登場人物の子孫にあたる人物。「AfterEOE」などに多い。
完全オリジナル
原作の設定とは全く関わりのないFF独自の人物。「パラレル物」や「クロスオーバー物」に多く、「現実→エヴァ」の主人公はその典型である。

原作の登場人物であっても、FFにおいて大幅にキャラクター造形が変更されると「オリキャラ」と見做されることがある。スーパーシンジ物におけるシンジや、複数の作家のFFに登場するぱたぱたレイちゃん怪獣マヤまっするゲンドウなどはその典型である。ただ、オリキャラではなくFF設定と解釈する向きもあり、このことから「オリキャラ」の定義が未だ不透明であることを浮き彫りになっている。

また、霧島マナ山岸マユミを自作に登場させた作家の中には、彼女らが出演したゲームをプレイした経験がないことを明らかにした上で、「名前を借りただけのオリキャラ」であると公言する者も少なくない。