エヴァンゲリオン量産機(エヴァンゲリオンりょうさんき)とは、人造人間エヴァンゲリオンシリーズのうち5号機から13号機までの9体を指す。
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S2機関を搭載した量産仕様のエヴァンゲリオンである。頭部は目がなく口が大きく裂け、背部には体長の2倍程の主翼が収納されており、エヴァシリーズで唯一飛行機能を持つ。見た目は従来の量産モデルである弐・3・4号機とは似ても似つかず、より獣に近い。ファンの中には「ウナゲリオン」と呼ぶ者もいる。この特徴的なデザインは本田雄の手によるもの。
おそらく渚カヲルのパーソナルパターンを再現したと推測される「KAWORU」と表示されたダミープラグで起動していた。劇場版第25話『Air』では一度弐号機に倒されるが、直後にS2機関から蘇生し弐号機を破壊する。携帯兵器は双刃の大剣であり(脚本では「槍」と表記)、これは「ロンギヌスの槍」(コピー)に変化する。スパロボ等で諸刃の剣(もろはのつるぎ) という名で出ることもある。
ゼルエル戦にて大破したエヴァンゲリオン弐号機にエヴァ5号機のパーツが、 修理に使用されたことから主翼や特徴的な頭部を除いたパーツは、プロダクションモデルであるエヴァンゲリオン弐号機やこれを元に開発されたエヴァンゲリオン3号機や4号機のパーツを元に開発されたと推測できるが、 なぜあのような頭部が必要なのかは不明である。
ロビン・ウィリアムズ主演の映画「ストーカー」でこの量産機のフィギュアが登場する。これはロビンの私物であった。少年は「空を飛んで敵を倒す」と語ったが、こちらが敵なのはご愛嬌であろう。
外見上は5号機から13号機の区別は不可能であり、また演出上も意味はないが、脚本・絵コンテでは区別されており、また発令所のモニターでも各機の機体ナンバーが見られる。以下に区別を記す。
本来量産機のデザインはテレビ版終了の後山下いくとに依頼され、その案も固まっていたのだが、諸事情により山下が知らない間にデザインが変更された。これに伴い、山下が劇場版パンフレットへの寄稿を拒否、またクレジット上の肩書変更を要求したことから山下とGAINAXの確執が噂されたが、事実は「誰の手によるデザインか」をはっきりさせるための処置であったという山下のコメントがある。なお、変更前の量産機のデザインはそれをなすもので見ることができる。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の次回予告にて、次回作の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』では弐号機、3号機、4号機のほかに5号機及び6号機を示唆するナレーションがなされ、実際に「破」では新たにデザインされた5号機、6号機が登場した。また、次回作「Q」で更に8号機の存在が明らかにされた。現時点で量産機の登場は完全に未定である。